さてこちらは薄暗い廊下である。

部屋の外から狂態を食い入るように覗いていた2人は、父親が果てると同時に最後を迎えた。

イったあと二人して真っ赤な顔を見合わせる。

「はあはあ・・・おねえちゃ、なんかスゴイかったね・・・」

「う、うん・・・そろそろ戻ろうか?」

「うん・・・へ・・・ヘクチュ・・・」

妹がクシャミをしそうになったのを慌てて止める姉。

 

ふたりの姉妹はやがて自室に戻った。まだ姉の優実は専用の部屋をあてがわれていない為

妹の沙耶と共同で使っている。

部屋には極普通の学習机がふたつ、子供がふたり楽に寝れるようなベッドがひとつ。

ベッドには子供らしくなにやらキャラクターもののぬいぐるみが所狭しと置かれている。

そして隅には赤いランドセルがひとつ。

今年から沙耶が持ち主となるそれは優実のお古だった。

それゆえ相当くたびれていたが沙耶は全然気にしない。

頭がよく、物知りな姉を沙耶は幼いながらも尊敬していた。だから自分の姉の持ち物を

自分のものに出来るのはとても嬉しいことなのだ。

「沙耶、これからパパとママのしてたコトを復習するわよ?」

優実は小型のビデオカメラを手にして言った。

「??」

興奮冷めやらぬ沙耶は意味がわからない。しかし姉の冷たく知的な含み笑いに何かしら淫らなものを感じた。

そのカメラをパソコンにつなぐ。再生キーを押すとベッドのすぐそばに置いてある40インチの液晶画面に

今さっき目の当たりにした痴態が映しだされた。

いつのまにか優実はふすまの隙間にカメラを置き、一部始終を録画していたようである。

「うわあ・・・」

ふたたびさっきの光景を呼び覚まされ沙耶は画面に食いついた。

優実が音量を上げる。カメラの感度が良いのか小さな呻き声や吐息までがはっきりと聴き取れた。

挿入シーンに入ると肉と肉が擦れ合う音が部屋に響き渡った。

沙耶がガマンできず右手をゴムに突っ込んでオナニーを始めたのを見て、ニヤニヤしながら言う。

「ふふ・・・これはさっき見たじゃん・・・もっとスゴイのあるよ?・・・みる?」

「え〜っ? ほ・・・ほんと?・・・」

優実は自分の机の一番下の引き出しの奥から黒いプラスチックケースを取り出した。

中には小さなビデオテープらしきものがぎっしりと詰まっている。

それから1本を取り出すとカメラの中のものと差し替えた。ふたたび再生キーを押す。

液晶に映し出されたのは数年前の剛三と凛子、そしてまだ幼い姉の優実であった。

 

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