M16のいきりたったモノを後ろから握りなおすと、F36はグイと力をこめてねじ入れようとした。

しかし肛門はがんとして受け付けない。針の先も入らないほどキュッと閉じられている。

かまわずグイグイと亀頭の先端を押し付け挿入させようとするのだが、

かえってM16の射精感を煽るだけだった。

「ああ・・・で、出そう・・・」

歯を食いしばって訴える。

そうはさせじと真下からF23がいつの間にか用意した革紐で根元を縛ってしまった。

息つくまもなくすぐ上のフクロをオーラル全体でねぶる。表面の皮は快楽でパンパンに硬く張り詰め、

シワが殆ど無くなっていた。舌の腹がそこを撫で擦るたびM16の頭はガクンガクン、と意思に関係なく

震えた。もうどうしたらいいか分からない。口の端から泡を吹きながら女被検体たちの操り人形と化した。

 

そのとき突然メスアンドロイドの目がぱちっと開いた。瞳の色は赤かった。

―――ヴウウン

フトモモのあたりからかすかにモーター音がきこえた。腰がピクリと動く。

とたんにクチャリとイソギンチャクのように口を開け、瞬く間に腫れた亀頭を飲み込んでしまった。

「アッ―――」

手の平とは違う、全く異質の空間へ放り込まれM16は声にならない声を発する。

そこは膣内よりはるかに熱く、狭かった。

メスアンドロイドは全てを腸内に納めると急激に収縮させた。獲物を捕らえたワナのように

ペニスを締め付ける。

「ああっ・・・う〜ん・・・」

根元から雁首までスキマ無く腸粘膜に包み込まれ、痺れるような感覚がM16を襲う。特に

肛門の締め付けが強烈だ。

悶えるM16とは対照的にアンドロイドのほうは無表情に医療用ベッドに伏せたままであった。

人並みはずれた大きさの肉茎を受け入れても全く感じている様子が無い。おそらく

生身の神経を外されているのだろう。

体内の超小型モーターの小さな音だけが唸り続ける。

 

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